審美歯科

審美歯科とは

歯の機能を損ねることなく、歯や口もとの美しさを追求した治療をおこなうのが、審美歯科です。天然歯に近い印象を与えてくれる「オールセラミックス」や「ハイブリッドセラミックス」などを使用し、歯の色や形を整え、健康な口腔環境を作っていきます。
「笑ったときに見える歯並びが気になる」「歯の色が悪い」などのコンプレックスをお持ちの方も、審美歯科の対象です。

当院では治療前に、ヒアリングした内容から患者さんの現状を把握し、患者さん一人ひとりに寄り添った丁寧な治療をご提供いたします。審美歯科に関するお問い合わせは、当院までお気軽にご相談ください。

詰め物に使用する主な材料

オールセラミックス

全体がセラミックでできていて、透明感がある美しい仕上がりを特徴としています。天然歯のような色調を再現できます。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 天然歯に近い色合いと透明感を持っています
    • 金属を一切使用していない素材ですので、金属アレルギーの患者様も安心です
    • 銀歯に比べ隙間ができにくく、細菌の侵入を抑え、二次虫歯の予防が期待できます
  • Demeritデメリット

    • 保険適用の範囲外のため、治療費が高額になります
    • オールセラミックスは耐久性があるものの、金属に比べると割れやすい性質ですので、噛む力が強い奥歯の使用には適さない場合もあります

ハイブリッドセラミックス

セラミックと歯科用プラスチックを混合した素材で作ります。審美性はオールセラミックに劣りますが、その分費用をおさえることができます。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 歯科用プラスチックとセラミックスを混合して作られる素材で、割れにくく、周囲の歯を傷める心配も少ない素材です
    • 金属アレルギーの心配もなく、ご自身の歯の色に近づけた詰め物を作ることができます
  • Demeritデメリット

    • 保険が適用できないため自費診療となります
    • プラスチックが含まれているため、オールセラミックスよりも色合いの美しさは劣ります
    • 長期的な使用により、変色や磨り減ることが考えられます

金合金

貴金属の「金合金」を材料として使用したインレー(部分修復)です。
金色なので前歯などの目立つ部分には使いにくいですが、加工精度の良さや耐久性の高さなどの利点があります。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 劣化せず、噛み合う歯を傷める心配も少なく、長期的な使用に適しております
    • 金の成分が溶け出すことがないので、歯茎が変色することもほとんどありません
  • Demeritデメリット

    • 保険が適用できないため自費診療となります
    • 「金色」という特性上、治療後に外から見て目立つ可能性があります
    • 金属アレルギーになる可能性も、少なからずあります

銀歯

健康保険を適用できるので治療費を抑えられますし、適度な強度もあります。外観的な違和感を伴うこともあるので、奥歯などの見えにくい部分に使います。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 保険が適用されるため、治療費を抑えることができます
    • 歯科用プラスチックに比べると強度があり、奥歯に使用しても割れる心配がほとんどありません
  • Demeritデメリット

    • 唾液により、金属の成分が溶け出し、歯茎が汚れるリスクがあります
    • 詰め物の隙間から細菌が侵入し、詰め物の中で2次う蝕が発生することも考えられます

被せ物に使用する主な材料

オールセラミックス

全体がセラミックでできていて、透明感がある美しい仕上がりを特徴としています。天然歯のような色調を再現できます。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 天然歯に近い色合いと透明感を持っています
    • 金属を一切使用していない素材ですので、金属アレルギーの患者様も安心してご利用になれます
    • 傷がつきにくいため、汚れる心配もほとんどありません
  • Demeritデメリット

    • 保険適用の範囲外ですので、治療費が高額になります
    • 見た目は美しいですが、金属に比べると強度が弱く、過度に力がかかると割れてしまう恐れがあります
    • 歯並びが悪く、歯ぎしりが多い方には使用できない場合もございますので、医師までご相談ください

ハイブリッドセラミックス

セラミックと歯科用プラスチックを混合した素材で作ります。審美性はオールセラミックに劣りますが、その分費用をおさえることができます。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 歯科用プラスチックとセラミックスを混合して作られており、割れにくく、周囲の歯を傷める心配も少ない素材です
    • オールセラミックスよりも、治療費を抑えることが可能です
  • Demeritデメリット

    • 保険が適用できないため自費診療となります
    • プラスチックを含むため、長期的な使用により変色することがあります
    • オールセラミックスに比べると、透明感が劣ります

オールセラミックス&合金

金属をベースとして作製し、外側にオールセラミックをコーティングして作るので、強度と美しさの両方を持つ被せ物です。金属アレルギーがある方は使用できません。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • オールセラミックスと金属を組み合わせており、高い強度を持っています
    • 変色や磨り減る心配もほとんどありません
  • Demeritデメリット

    • 保険が適用できないため自費診療となります
    • 金属を使用するため、金属アレルギーをお持ちの方には適さない場合がございます(こちらの素材をお選びになる際には、医師と相談することをお薦めいたします)

ハイブリッドセラミックス&合金

金属をベースとして作製し、外側にハイブリッドセラミックをコーティングして作るので、強度と白さの両方を持つ被せ物です。金属アレルギーがある方は使用できません。 治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • セラミックスには劣りますが、高い強度を持っています
    • 保険適用の素材よりも、耐久性に優れています
  • Demeritデメリット

    • 保険が適用できないため自費診療となります
    • セラミックスにはプラスチックが含まれているため、変色する可能性があります
    • 金属アレルギーの方には適さない場合もあります

白金加金

金合金にプラチナを加えた合金で作る被せ物です。目立つ部分には使いにくいですが、加工精度の良さや耐久性の高さ、適度な柔らかさなど、利点が豊富です。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 天然歯に近い硬さで作られており、強度もあることから、奥歯の被せものに利用されることも多い素材です
    • 金属アレルギーになりにくいことが特徴です
  • Demeritデメリット

    • 保険が適用できないため自費診療となります
    • 金属素材ですので、奥歯の使用でも、外から見た時に素材の色合いが目立ってしまうことがあります

金合金

貴金属の「金合金」を材料として使用したインレー(部分修復)です。
金色なので前歯などの目立つ部分には使いにくいですが、加工精度の良さや耐久性の高さなどの利点があります。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 歯に適合しやすく、金属の成分が溶け出して歯ぐきを変色させる可能性が低く、噛み合わせる歯の負担も軽減することが期待できる素材です。
  • Demeritデメリット

    • 金色ですので、お口を開けた際に目立つことがあります。
    • また、金属アレルギーになる可能性もあり、注意が必要です

銀歯

健康保険を適用できるので治療費を抑えられますし、適度な強度もあります。外観的な違和感を伴うこともあるので、奥歯などの見えにくい部分に使います。
治療の目安はほかに症状がない場合はおおむね下記の通りです。

治療期間

2,3週間

治療回数

2,3回

  • Meritメリット

    • 保険が適用される素材ですので、治療費を抑えることができます
    • 歯科用プラスチックに比べると強度があり、壊れにくい素材です
  • Demeritデメリット

    • 保険が適用できないため自費診療となります
    • 唾液により溶けた金属成分によって、歯茎が黒ずんだり、被せものの中で虫歯ができたりする恐れがあります

料金表

詰め物

オールセラミックス

¥30,000~50,000


ハイブリッドセラミックス

¥30,000~450,000


金合金

¥32,000~48,000


銀歯

¥15,000~25,000


被せ物

オールセラミックス

¥40,000~150,000


ハイブリッドセラミックス

¥30,000~60,000


オールセラミックス&合金

¥90,000~180,000


ハイブリッドセラミックス&合金

¥70,000~120,000


白金加金

¥70,000~110,000


金合金

¥60,000~100,000


銀歯

¥20,000~32,000


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