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Vol.33「入れ歯のお手入れはとても大切」

  • 院長コラム

ものをかみと入れ歯も汚れます。汚れをそのままにしておけば、口の中が不潔になって、部分入れ歯なら、ほかのまだ健康な歯に虫歯ができやすくなります。また、総入れ歯の人でも口臭の原因になるなど、口腔衛生上よくない影響があります。
総入れ歯を何日も外さないでいると、義歯床と歯肉の間に食べ物のかすなどがたまり、いやな臭いを放ちます。さらに放置すると歯肉に炎症が起こり、※義歯性口内炎にまで進みます。義歯性口内炎になると歯肉が過敏になって、ちょっとした摩擦で痛んだりします。
取り外しできる入れ歯は、毎食後必ず洗う習慣が大切です。茶碗や箸と同じように考えればよいわけです。ていねいに水洗いし、歯ブラシですみずみまで汚れを落とします。ただし、歯磨き剤に含まれる研磨剤が義歯を痛めますので、歯磨き剤は使わないでください。
また、義歯のプラスチックは、目に見えない細かい穴があります。そこに入り込んだ汚れを完璧に落とすためには、入れ歯洗浄剤が効果的です。洗浄剤は歯科医院で選んでもらいましょう。
義歯を支えている歯肉や、バネを引っかけている支えの歯も、忘れずによく磨いてください。バネを引っかけている歯は汚れやすく、また、その歯根にもより多くの負担がかかっているのです。
義歯の安定が悪いのは義歯が合っていないからで、問題をきちんと解決しないで、義歯安定剤に頼り、とりあへず毎日を過ごしていると、歯茎がやせたり、あごの骨に負担がかかったりして、よくない結果を招くことがあります。そのような状態にならないように、早めに歯科医院へ行きましょう。

※義歯性口内炎 義歯の土台は多孔質のために、カンジタ菌が付きやすい。つねに清潔にしておくことが大切。

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