Vol.27 「歯周病のなぜ?」|武蔵関駅で歯医者をお探しなら、痛みを和らげる治療を目指す石井歯科医院へ。

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院長コラム

Vol.27 「歯周病のなぜ?」

■歯周病の治療はなぜ、治療時間と来院回数が多いのですか。

歯周病は一度かかると治りにくい病気です。しかし、よほどひどくない限り自覚症状はありません。歯周病にならないための日常の口腔清掃は大事ですが、かかってしまったら、歯科医師の指導に従って、根気よく治療していくことが治療への早道です。

■歯の表面は磨けていても、歯間や歯茎(歯肉)は磨けていない。

歯周病はバイオフィルムプラークの感染症といわれています。最初、歯と歯茎のまわりにプラークが付着し、細菌の感染により歯茎に出血や腫れがみられてきます。そして細菌は歯茎のまわりから歯の根面へと侵入し、歯を支えている線維(歯根膜)や歯槽骨を溶かしていきます。
歯周病の程度により治療法も異なりますが、まずは本人の意識が大きく左右します。セルフケアとして、日常生活の中で、バイオフィルムプラークを除去することが大切です。
ブラッシングは毎日朝夕の2回やっているといわれる方が多いのですが、大部分の方がプラークを効率よく除去しておりません。歯と歯の間、歯と歯茎の周囲は全然といっていいほど磨けていない人が多いのです。歯間ブラシやデンタルフロスも、1日に1回は使用しましょう。

■歯周病が初めて起こる部位。歯ブラシの正しい当て方は?

歯周病の初発部位は、歯と歯茎のまわりです。歯ブラシの当て方は、下顎の歯であれば、歯の付け根と歯茎のまわりに歯ブラシを当てて下さい。上顎の歯でしたら、歯の付け根と歯茎のまわりは、通常の歯ブラシでしたら、ふだん磨いている場所よりもっと上のほうです。

■治療効果が上がるか否かは、患者本人の性格も影響する。

長く通院している理由は、歯周病は慢性感染症のため、歯茎の反応は急性期の疼痛の軽減と違って時間がかかります。治療の手順は、歯周病の検査をして、ポケットの深さや歯周からの出血、骨の吸収程度、歯の動揺度などを調べ、その結果、プラークコントロールといって、歯の磨き方でプラークの汚れを十分除去できるように指導します。
本人の性格もあって、真面目に実行する人、しない人、一生懸命努力しているが不器用な人などさまざまです。歯に沈着してしまった歯石はブラッシングでは取れませんのでスケーラーというきぐで除去します。
歯石はプラークが石灰化したものです。本来はよく磨けていれば歯石はたまらないはずですが、歯石はポケットが深くなると根面の奥深く沈着して、取りにくくなります。こうなりますと局所麻酔をして歯茎を剥離して、セメント質に付着している歯石や細菌の産生物である内毒素を除去します。

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