Vol.25 「歯石とはどんなもの?」|武蔵関駅で歯医者をお探しなら、痛みを和らげる治療を目指す石井歯科医院へ。

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院長コラム

Vol.25 「歯石とはどんなもの?」

歯石がたまると歯によくないといいます。歯石はどうしてできるのでしょうか?
なぜ歯によくないのでしょうか?

歯の裏や根元などに、文字通り石のように硬くなってくっつく歯石は、簡単にいうと歯垢のなれの果てのようなものです。
 もう少し詳しくいうと、歯垢の中のいろいろな細菌が歯磨きなどによって取り除かれなかったとき、唾液の中の成分と結合して石灰化するものです。

歯垢の中の細菌はほぼ二週間ぐらいで石灰化します。そしてひとたび石灰化がはじまると、そのまわりにまた細菌が群がってさらに石灰化し、歯石はますますがっちりと歯の外側を固めていきます。

 歯石は、歯の根元近くにやや黄色味を帯びて固まりますが、そのとき、歯の根元の歯肉に囲まれた部分、つまり外からは見えない部分に、より強固な歯石がついていることが多いのです。そしてこれは確実に歯周病を悪化させます。
 ですから、歯周病の治療にも予防にも、歯石はよく取り除いておかなければならないのです。
歯科医院では、虫歯治療のあとや定期検診のときなど、機会あるごとに患者の歯石除去※は、スケーラー、キュレットなどとよばれる道具で一本一本手で取り除いていく作業が中心になります。細い金属の棒の先端の刃物の部分で歯にこびりついた歯石を削り取るわけです。そのほか超音波で歯石を削るスケーラーも用いられます。
 歯の根元や裏側、そして歯肉の内側にまで歯石はくっついていますから、歯石除去はたいへんな作業です。歯肉の中にまでたくさん溜まっていると、出血しますから、多少の痛みがあります。また歯周病の治療などで歯肉の中まで入り込んだ歯石を取るときは、麻酔をすることもあります。
 そうやって歯石を取り除いたあとは、歯の表面はすべすべになり、しばらくは歯石はつきにくくなります。すでに歯周病の人でも、軽いものならこれでずっとよくなります。
 それでもまた時間がたてば歯石はつきます。歯石がつかないようにするには、いつも歯磨きを完璧をして、歯垢がまったくついていない状態にしておくほかありません。繰り返しになりますが、歯石は歯垢のなれの果てですから、歯垢がなければ歯石はつかないのです。

※歯石除去
初期の歯肉炎などで、歯肉の中のほうにまで入り込んだ歯石や歯垢などを取り除く治療。局部麻酔をして行う。

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