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Vol.8 「顎関節症はなぜ起こるのでしょうか?」

  • 院長コラム

顎関節症と大きなかかわりがあるのは、歯のかみ合わせです。
それは、この病気が顎関節に不自然な力がかかるために始まるからです。
それも一度ではなく、毎日の食事のたびに、何年にもわたって、そういう力をかけつづけた結果生じるものなのです。

たとえば、歯並びが悪かったり、上の歯がちょっと外を向いていて、下の歯ときちんとかみ合わなかったりすると、あごの骨の動きに負担がかかります。
顎関節は、不自然な力がかかったまま、一度の食事に何百回という動きを繰り返すわけです。
歯を抜いたまま治療していない箇所があったり、治療はしたけれども入れ歯などがよく合っていない場合、また歯周病のためにぐらぐらする歯がある、といった場合にも、同様に顎関節によけいな負担がかかります。
歯ぎしりも、顎関節に大きな力をかけます。
また、スポーツ選手などが全力を出すときに歯を食いしばったりするのも、相当な力で顎関節に負担を強いることになります。
もちろん、あごに思いきりパンチを受けたというのも、顎関節には大きなショックです。
顎関節の構造は複雑です。

専門的には、ほかにも、いろいろと原因はありますが、基本的には歯並びの悪さや歯周病などからくる、噛み合わせの不適合が、こんなところにも影響を及ぼすという事を知ってほしいと思います。

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